フローリング床特殊補修のプランジー パンク補修手順を公開【必見】
みなさまこんにちは、プランジー代表門谷です。本日は塗装工事ではなく特殊工事「床単板パンク補修」をご覧ください。パンクをご存知でしょうか?パンクを知らない補修屋さんは素人です。自転車のパンクと同じ意味を持つパンクとは→単板にが何らかの原因により膨れており、その膨れている中身が空気なのです。これがパンクです。特徴としては押すとペコペコします。今回は珍しい長いパンクです。
こんなに盛り上がっております。よって今回はペコペコ程度では済みません。掌で心臓マッサージのように押さないと凹まないパンクです!では補修します。店舗なのでまず養生です。実は今回の方法は腫れた部分を切開します。切開は丸鋸で行いますので養生は必須です。
養生が出来たら切開です。なぜ丸鋸なのでしょうか?これがポイントです。刃の厚み分のクリアランスがほしいからです。太い切れ目を作らないと腫れた部分は下がりません。
エポキシ系注入接着剤(品名:企業秘密)を注ぐ穴を開けます。インパクトを使用します。
エポキシを注入します。この場合穴のピッチは多めが鉄則です。
入れ終えたら圧着!速乾エポキシなのですぐ圧着です。圧着すると穴からエポキシが出てきますからマスキングしてから圧着しましょう。圧着する場合同じサイズのフローリングを乗せて足で体重をかけて10分間ぐらい踏んでいます。今回は長い(500ミリ以上)ので私も一緒に踏んでいます。
次に鋸目の補修・穴の補修・木目つなぎ・艶調整です。ダメージ加工されたフローリングですからダメージっぽくエージングしましょう。
これが補修前です↓ (写真をクリックしてください、拡大します)
完成しました、補修後です↓ (写真をクリックしてください、拡大します)
叩くとパコパコいってましたがすでにコチコチに固まりました。そこにいる全員が喜んでおりました。補修とはまさに喜びです。
株式会社Plan Zは塗装工事の専門会社ではなかったのか?とおっしゃるお客様が多数いらっしゃいますが、そうではありません。床鳴り補修や貼り替えなどそういった床のお仕事にも精通しております。実は私も床の特殊補修には自信がある職人の一人であります。これからもプランジー床補修シリーズをお届けしていきます。
今回の難易度★★★★★
補修工:わたしとベテラン作業員のタイアップ作品です
床の補修・床鳴り・貼り替え・貼り替えで色バチで困った・・・
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